京&一平に関する年表

年表作成のガイドライン
各作品間で設定の矛盾がある場合、新しい方の設定を真とする
詳しくは「メイキング・オブ・綾小路京」を参照してください。
原則的に、物語の順序は作品発表順、物語内の季節は掲載号のそれとする (勿論、作品内にその時期が示されているものについてはこの限りではない)
これは、月刊誌(初めは月刊ですらありませんでしたが)での各話完結形式の連載という条件を考慮してのこと。 必要とあらば一夏に1年でも2年でもかけたりする普通の連載とは違い、春には春の話、夏には夏の話が掲載されるのが常だからです。
また、そうした結果、季節が巡ってもキャラクターが歳を重ねず、1年が24か月(あるいはそれ以上)になることもありますが、それは気にしません。
そこにこだわるより、物語の前後関係の方を大切にしたいので。

学年年齢日付事項
    11月7日 みや、妊娠発覚。妊娠5か月目。
    11月8日 ハルキの母親、綾小路邸で事故死。
  0歳 4月 京誕生。
      みや、神崎氏タクシー事故。みや、神崎氏の前から姿を消す。
    夏頃 みや、京を連れ綾小路家に戻る。
    冬から春 一平誕生。
  2歳 11月8日 ハルキ、母親の死の真実を確かめるため綾小路邸へ。みやに会う。
みや、京を湖に沈めようとする。
  3歳   アウトマイヤー氏にヴァイオリンを習い始める。
小学生 9歳   ヴァイオリンを辞める。
  みやと京、綾小路家を出る。
  接触恐怖外傷原体験。
      みや、過労で入院。親戚をたらいまわし。
中学生 13歳 みやと京、綾小路家に戻る。貞子殺害計画と自殺未遂。
  3月 みやと京、イギリス旅行。アムズ氏と出会う。
    祖母長期出張による留守居役。
15歳 草尾君に数学を教える。
4月 みや、交通事故で死亡。その晩、月子と出会う。[註1]
  アムズ氏保護申し出。
祖母が断り、高校卒業までは綾小路の保護下でマンション一人暮らし。
高校生 17歳 生物部の事件。
18歳 3月10日 不動産屋の手違いでダブル・ブッキング(重複契約)。
  この頃、このみ先輩の事故。[註2]
大学1 19歳 4月 華迷宮 神崎氏、心臓発作で死亡。
京&一平、運命の出会い。同居開始。
6月 銀迷宮  
10月 翠迷宮 アムズ氏の遺言公開のため渡英。
帰国後、一平の友人の紹介による新しいアパートに引越。
大学2 20歳 4月 月迷宮 ハルキ、一平とじゃれあう京の写真を撮る。
月子と再会。
8月 夏迷宮 京&一平、一平の実家へ。
10月 刻迷宮 結城と出会う。(京の7学年上。博士課程卒業後一年目。27歳)
3月 奏迷宮  
大学3 21歳 6月 星迷宮 一平、このみ先輩にアタック開始。[註3]
大学4 22歳 7月 鏡迷宮 アムズ氏死亡。
結城のマンション訪問。アキラに目撃される。
11月 砂迷宮 京&一平、綾小路家へ。ハルキと会う。
2月 蝶迷宮 一平とこのみ先輩、「彼氏彼女」となる。
4月   一平、車購入。
8月 天迷宮 一平とこのみ先輩、富士登山。
10月 聖迷宮  
  海迷宮 [註4]
12月24日 浄夜  
3月 石迷宮 京&一平、イタリア旅行。無免許執刀。
大学5 23歳 6月 銀迷宮 無免許執刀についての判決。
1月4日 千迷宮 一平、このみ先輩にプロポーズ。
    このみ先輩、単身渡米。
7月 綾小路所有のマンションに引越。(夢獣)
12月24日 京&一平のスウィートクリスマス。(真夜中のトナカイ)

年表の学年、年齢は京のもの。また、事項も、特に主語が書かれていないものは全て京に関するものです。

[註1] みやの死亡は「月迷宮」のちょうど5年前。
その「月迷宮」ですが「月」「十五夜」というキーワードからまず思い浮かぶ中秋の名月、これは陰暦8月15日で、太陽暦なら9月から10月なんです。
掲載号とはまさに正反対の季節。
しかし陰暦の月毎に「十五夜」はやってきますし、陰暦8月の「仲秋」に対して陰暦2月は「仲春」と呼ばれています。 「中春の名月」という言葉があるかどうかはちょっと知らないのですが、ここは陰暦2月15日(太陽暦3月から4月)と考えるのがベストではないでしょうか。
掲載号ともちょうど合いますし。
みやの死と時期的に見事に重なってしまう「Winner」のエピソードですが、イメージ的にみやの死の以前の話という感じなので一応前に置いてあります。
[註2] このみ先輩の事故の時期は、以下の3つのキーワードから「星迷宮」の2年前の3月に特定しました。
 ○事故は大学3年の春
 ○「星迷宮」で、瀬尾さんはプロ2年目のシーズン
 ○「星迷宮」のとき、事故から2年
ただ「星迷宮」の時期の方が問題で([註3]参照)、これが京が4年生のときの事件とするなら、事故の時期も1年後ろにずれます。
また、その場合は一平とこのみ先輩の年齢差は3ではなく2に。
[註3] 京が4年生5年生の年はかなり長く、最低でも24か月はあるのに比べて、3年生の一年は非常に短いです。というより、あるのかないのか判りません。
平成6年6月号から掲載された「夏迷宮」で2年生だった京は、翌平成7年10月号から掲載された「砂迷宮」で既に4年生になっています。 どこかで一年とばされているわけで、そのため、その間の物語が何年生の時の話なのかは正確には判らないのです。
ここでは、僕らなりの感覚で「星迷宮」のみ3年生のときとしました。
[註4] ジョイント第2弾「海迷宮」の配置は頭の痛いところ。
キーワードは「一平がまだ学生」と「聖迷宮より後」なのですが、掲載号の月は「海迷宮」の方が1月早く、服装などもそんな感じ。
聖迷宮の後にもう12か月追加してそこに配置してもよいのですが、神谷先生も深く考えてはいなかったと思われるので、ちょっと無理はあるものの「聖迷宮」の直後に置いておきました。

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